奈落の底への伝言49・・・大奥にて
勤勉であっても褒められず、怠け者であっても罰せられず、ただ生活をしていれば良いような環境に人々が住めばどうなるか?
それは、出世した人を、多くの人が妬み・恨む世界である。何しろ、出世の理由がないのであるから当然なのだ。よって、毒殺事件だのも比率が高くなるのだ。
実は、そのような世界があった。江戸時代の大奥だ。・・・学問のすすめ13編
私が言う。わがまま娘の住むアパートとは、そういう世界であろうと。勤勉であっても褒められず、怠け者であっても罰せられず、それを自由と勘違いしているのである。ねたみ・恨みの世界が起きていることであろう・・そう、そこが奈落の底なのだ。見苦しい出来事の山であろうよ。うーむ、福沢は偉い。130年も前に我が家の状況を見抜いていた!
画像は“横浜つれづれブログ”のものです
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