奈落の底への伝言3/29の2
2012-03-29


奈落の底への伝言50・・英語習って何するの?

福沢が言う。古人の教えに「朋友に、しばしばすれば疎(うと)んじられる」とある。朋友とは同僚というか友達で、疎んじられるとは離れるの最上級のようなイメージに聞こえる。忠告を聞かない友人に意見を繰り返すと嫌われて損をするので近づかないが良いという教えである。実は、道楽息子娘への過保護を戒めているのである。・・学問のすすめ14編

親を同格ぐらいにしか認識できないような子女には、もう何を言っても無駄だよ。そういう親の態度に問題があるというものだ。・・・諭吉は、ことわざも儒教も達人であったからこそ、英語がモノにできたのである。

最近の小学校では、なんでも英語を教えるとか・・・はっきり言ってダメな教育となろう。インターネット上で次の文を見つけて(少し文脈を変えた)、やはりと思った。

“英語のレベルに問題はなくても日本の方は、日本語でも話題が無い人が多い。会話はすぐ終わる。性別とか歳のことなど、英語圏では初対面であまり質問されない事ばかり聞いてくるので日本の方との話は苦手だ。・・・分かるよ君。忠告ありがとう”

必用なのは、正しい思考力と表現力なのだ。まずは母国語でだ。コレがない子息が同格で話すから生意気で無知と言っているのである。このアホな発想と表現力を英訳し、しかも誤訳もするとなると、もう、その言語には意味などは無い。そうして切れた姿があるだけなのだ。コレで刺されてはたまらない。

画像は“横浜つれづれブログ”のものです

[URL]

禺画像]




コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット